英語をスラスラ読めるように・・・

 さて、みなさんおはこんばんにちは。

ottimo (オッティモ)です。今回は「言語」についての記事です。

どうぞごゆっくりしていってください。

私は昔中国語を勉強してみようと試みたことがある。

中国語が話せるようになったかどうかは置いといて…。

その時に出来た中国人の友達とはまだ交流が続いている。

そんな友達が先日、「「プロクセミクス」って何?」と聞いてきた。

いや知らん。

彼は日常的に日本語の質問をしてきたり、レポートの日本語を添削してくれないかと言ってくるのだが今回の質問は不思議が過ぎる。

知ってるけど説明できないな…なんとなく知ってるけど調べないとわからないな…なんてレベルではない。

取り合えずのことグーグル先生に頼ると、こんな返答が帰ってきた。

プロクセミクス【proxemics】

文化人類学の一分野で,それぞれの文化における空間認識のあり方を,日常行動,居住空間,美術,文学などのうちに表現されたものを通して研究する。各文化は人対人,人対物,物対物の空間的関係について,意識的・無意識的に独自の認識枠組みを形成している。この研究分野は,個別文化におけるこの種の認識枠組みを明らかにするとともに,それらに比較文化論的検討をも加えようとするもので,アメリカの文化人類学者ホールE.T.Hallの1950年代の研究に端を発する。

kotobank.jp

 

文 化 人 類 学

 

いや知らんて。

 

彼が人類学専攻の学生ならわかるが(それなら私に質問するなと言う感じだが)、彼はガチガチの工学部である。

どうやってこんな言葉に出会ったのか質問してみたが返信は未だきていない。

嫌われては...ないと思う。

 

外国の方はたまにこう云うどこで見つけてきたのかわからない言葉を知っていたり、質問してきたりする。

その度私は「自分ももっと勉学に励まなければ…」という気持ちになる。

気持ちばかりが溢れて零れてしまうのだが。

 

周知の事実だが、他国の言語を学ぶことは容易なことではない。

特に簡単な会話をするために「プロクセミクス」なんて専門的な言葉を覚える必要はもちろんない。

しかし簡単な会話でも数百の単語や、ある程度の文法を理解する必要がある。

 

「言語」という大層なタイトルを付けたが、要はどうやったら外国の言葉を覚えるられるのかな〜的なフワッとした話がしたい。 

今回は中国語ではなくおおよそ多くの人にとって身近な英語で話をしたいと思う。

 

私も義務教育+高校、大学と英語教育を普通に受けてきた。

言葉通り受けてきただけで習得には至らなかった。悲しい。

 

スラスラと英語の新聞記事は読めないしクールに外国人に道案内は出来ない。

とりあえず外国語を教えてくれるYouTuberの動画を流し見する程度で勉強した気になっている。

 

大変遺憾である。

 

そんな時ある動画に面白いコメントがあったのでぜひ紹介したい。

この記事はこのコメントを紹介したくて作ったようなものである。

 

以下一部改変して引用。

 

コメント①

最近気づいたことは、ネイティブが単語をスペルで判断するのではなく形で判断しているということ。
これは日本人が漢字を見た時に漢字を形で判断してるのと等しい。

日本人が漢字を判断する時は逐次構成パーツを分解して認識していないということである。

コメント②
英文を読むのが苦手なのはアルファベットを追ってしまうからと仮説を立て、単語を形で捉えるようになってから読むのが楽になった。
言葉は絵画。この考えおすすめです。

 二つのコメントをざっくりまとめると、人が文字を読むときって文字のパーツをひとつづつ認識しているわけじゃないよねー。全体のイメージだけをとらえているよねー。

といった感じ。

 

両方なんとなくは理解していたつもりでも、言語として再度認識すると引くほどに納得させられた。普通に引いた。

確かに日本人でも読めるけど書けない感じは山程ある。寧ろそのほうが多い。寧ろとか書けんし。

「薔薇」「檸檬」「憂鬱」の三人は、所謂読めるけど書けない漢字三人衆として君臨している。

書けるけど読めないということは、確かに偏の一つ一つを認識していないということである。

 

 

英単語で一つこの現象の例を挙げたい。

disappointmentという単語を認識する時は、おそらくd,i,s,a,p,p....と一文字づつ認識するのではなくdis,ap○○in〇〇ntくらいの感覚で認識していると思う。

 

なんで私の第一言語が英語ではないのに英単語で説明しようとしたんだろう。

猛烈に後悔した。

上の例を書きながら私の頭の中に?マークが無限に浮かんだ。

 

潔く日本語で、さらにわかりやすくひらがなで例を挙げよう。

こNにSはをパッと見たとき、どうだろう。

こんにちは、と何となく変換されないだろうか。

 

この認識は更に大きなくくりでも表せると思う。

単語レベル→文章レベル→段落レベルという感じ。

 

朝食の話している一段落を読む際には、段落で朝食の話をしているな...文章でクロワッサンを食べている様子がわかるな...ここには食べるとかクロワッサンという単語が来るな...というように全体をなんとなく捉えてなんとなく詳細を認識していると思う。

 

日本語を用いたにもかかわらずこの体たらくなのは誠に申し訳ないが、今こそ感覚で認識していただきたい。

なんとなく私が伝えたいことが伝わっているとうれしいのだが。

 

少々脱線したが今回の主題は「英語をスラスラ読めるように・・・」ということである。

 

まとめとしては

人間は言語(単語レベル)を認識する時はパーツではなく文字全体で認識している。

単語全体で認識しているということは文章レベルでも同じことが起きている。

 

ここで私が提案したいのは素早い黙読である。文字をa,b,c...と認識しないように意図的に素早く読む練習である。

より具体的にはこの分を10秒で黙読する!といった目標を決めて黙読を繰り返すことである。速さは量に直結するので語彙がまだまだ足りないと感じる人にもぜひやってみてもらいたい。

早く読む特訓はTOEICに役立つしね。長文読解マジ時間無い。

 

だいたいこのような勉強法を紹介する時は

「私はこの方法でTOEIC〇〇点取れるようになりました!」

というような実績を載せるものだが、私もまだまだ勉強中の身。

実績はないけど面白そうと感じたchallengingな方は是非やってみてほしい。